PEKOのひとり飲み

身辺雑記。心に移りゆくよしなしごとを飲みながら書いています。

唐版 滝の白糸@KAAT

日曜日の昼下がり。

小春日和が続きます。
こんな日は、ランチビール🍺も乙なもの。
目の前には、ワインを楽しむ男性…あ、2杯目だ🍷🍷
 
今日は山下町のKAAT(神奈川芸術劇場)で、KAAT×劇団唐ゼミ☆合同公演「新版 滝の白糸」の千秋楽。
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かの唐十郎氏が教鞭を取られた横浜国立大学唐ゼミの卒業生で、卒業後も「劇団唐ゼミ☆」として活動されている皆さんの舞台です。
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昔々、新宿花園神社内に張られたテントで観た時代からは隔世の感があります。(記憶が曖昧ですが、1980年代に唐組の何か別の作品を観たように思います。)
KAAT大スタジオは、最前列の「桟敷」席すらちゃんとした椅子に座布団2枚。
しかも、最後の「滝の白糸」の放水に備えて、客席前にビニールシートが用意されているという至れり尽くせり。
 
キョービの若者が、唐さんの戯曲の情念の世界をどう演じ切るのか、興味津々でした。
横浜国立大学といえば、学業優秀の模範生しか入学できないのでしょうし、かつての学歴社会を早々に離脱し、カラダを張って生きて来られた(であろう)状況劇場の役者さんたちが演じた世界を、どう具現化するのか…。
 
この作品は、以前に主役のアリダ役を藤原竜也さんが演じていた舞台を観たことがありました。(2000年1月、演出蜷川幸雄、於シアターコクーンと判明。)
その時の藤原さんは、身体中からほとばしるパワーで観客を圧倒していました。
最後の場面の印象は、今も心に残っています。
 
開演。アリダ役の西村友泰さんと、状況劇場大久保鷹さんの掛け合い。
やっぱり鷹さんは圧倒的な存在感です。オーラが違う。
この芝居は、主役のアリダと、最後に滝の白糸を見せるお甲のせめぎ合いが見せ場を作るので、唐さんの饒舌な台詞を凌駕する役者の存在感が、芝居の出来を決める鍵になると思います。
 
礼儀正しそうな西村さん、お甲役の禿恵さんの存在感は、小劇場全盛期のものとは異質な感じであることは否めませんでしたが、健闘に拍手です。👏
 
客席には唐十郎さんがいらして、私の右後ろでご覧になっていました。
体調を崩され、復帰されたようなお話が聞こえました。こんなところで拝見できるとは。
若者の将来を大きく変えてしまった責任は重大です(^^)
 
今日はシフォンケーキとラムチャイをいただきながら書きました。
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帰ったらひと仕事あるので…。
(唐さんは、昨年手術なさったそうです。大変でしたね…。