PEKOのひとり飲み

身辺雑記。心に移りゆくよしなしごとを飲みながら書いています。

『観客席』by演劇実験室 ◉万有引力@シアタートラム

冷たい雨の三軒茶屋
世田谷線の駅の隣にあるのが、シアタートラム。
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劇場に問い合わせたら当日券もあるとのこと。
今日は、終演後にトークショーもあるので、頑張って観てきました。

寺山修司氏没後30年、演劇実験室 ◉万有引力の創立30周年にあたる今年は、劇の上演やコンサートなどの企画がいろいろあるようです。
演劇実験室◉ 万有引力のサイトです。http://www.banyu-inryoku.net/main/main.htm

この劇は、『観客席』というタイトルからもわかるように、「舞台」と「観客席」との隔たりを取り払い、「観客席」を舞台にしてしまおうとする試み。
演劇実験室 ◉天井桟敷による初演は1978年の紀伊国屋ホール。その後2回、改訂版を渋谷ジアンジアンで上演。1983年に天井桟敷解散後は、万有引力がさらに大きく改訂し、2001年に紀伊国屋サザンシアターで上演した作品です。
今回は、初演当時の脚本の再現とのこと。

入場の時に渡される意味シンなカード…。裏には、あるメッセージが…。

2ベルが鳴り、音楽とともに幕が上がると、そこにはまたもう一つの幕。
再びベルが鳴り、幕が上がるが、そこには三枚目の幕が…しかし、舞台の上には何もなく…。。

観客を挑発する演出が次々に展開され、ちょっとドキッとしますが、指名された観客の皆さんも、うまく巻き込まれて、楽しく劇が進行したように見えました。

終演後の根本豊&髙田恵篤両氏によるトークでも言われたように、初演時とは社会背景が大きく変化し、劇場の制約が増え、役者と客との間の緊迫感が大きく失われたのは否めませんが、劇場という枠組みを問い直そうという意図は十分伝わったでしょう。
素直に面白かった。

私が頻繁に小劇場に通うようになった頃は、天井桟敷はとっくに解散した後で、既に伝説の劇団と化していました。学生時代に見ておけば良かったのに、と後悔…先に立たず(T ^ T)
1990年頃、横浜市教育文化センター主催の講座に通い、ビデオ録画を解説付きで見たことしかありません。
その後、万有引力の公演には何回か行きましたが、それも20年以上昔のことでしょうか?

今では、芝居を観ることもほとんどなくなってしまいました。
これを機会に、今年はたくさん観よう…。。

ところで、横浜市教育文化センターは昨年3月に閉館。さみしいですね〜( ;  ; )