PEKOのひとり飲み

身辺雑記。心に移りゆくよしなしごとを飲みながら書いています。

捨てる女

図書館に予約していた本の、貸し出しの順番が回ってきたので、仕事の帰りに借りに行きました。
タイトルに惹かれて予約した『捨てる女』というエッセイ。
筆者は内澤旬子さん。

捨てる女
読み始めて見ると、私より何歳か年下でいらっしゃるものの、育った場所が同じであったり、学生時代の嗜好が似ていたり、何かと親近感を覚えます。

自分の居住空間が、好きなものに席捲され、自分の居場所がなくなるというパラドックス
かく言う私が、初めて住んだアパートの部屋の壁面は、天井近くまでの高さの本棚でした。
本棚と平行に布団を敷き、起き上がると手を伸ばせる距離にこたつ。
地震がきたら絶対に下敷きになるのに、寝ながら手を伸ばせばすぐに本が手に取れるのは、シアワセ。
こたつで、食事も仕事もしました。
(ちゃんと机もあったのに、物置と化していて、ほとんど使わなかった(^^;;)
当時、世間はバブルに浮かれていたかもしれませんが、私の仕事にはまったく無関係。
転職していった同僚も多かった時代。

家賃も物価も高くて、先の見えない生活でしたが、楽しかった。

今の住まいでは、機織りを始めてしまったので、本の他にも、糸や原毛や布など、かさばるものが増えました。
衣類も、定期的に処分してはいるものの、タンスのこやしばかり増えていくー。

この夏は、油断するとどんどん増えていく、本と衣類を思い切って処分して、私の居場所を作らないとーー(^^;;