PEKOのひとり飲み

身辺雑記。心に移りゆくよしなしごとを飲みながら書いています。

春霞にはバド・パウエル

今日は花冷え。間もなく桜も終わってしまうかと思うと、先週までの浮きたつ気分は何処へやら…一気にどんより。ぐったりー(ー ー;)

こんな時、何を聴くといいのでしょう?

仕事帰りに図書館で借りてきたこの本は、ジャズ喫茶いーぐるのマスターである後藤雅洋さんのエッセイ。

ジャズ喫茶のオヤジはなぜ威張っているのか

2003年に出版されたこの本の前半は、後藤さんが1967年にいーぐるを開店なさった頃から35年間のさまざまなエピソード、ジャズを巡る状況やジャズ喫茶の存在意義など。

ジャズ喫茶は音楽を楽しむことが困難な時代に、音楽のみならず政治、文化の最先端として、敷居の高い場所であると思われていたが、CDの普及とともに閉店する店が急増。しかし、その後のインターネット環境の整備により、ホームページを利用したジャズのイベント告知や、商業主義を離れたところでの音楽の鑑賞、評価が行えるようになったことから、ジャズ喫茶が交流の場として、新たな地位を確立しつつある、という。

後藤さんは、ジャズの入り口にいる人にジャズの良さを伝えたい、という思いで長年にわたり活動を続けておられますが、その一途さ、真摯さには頭が下がります。

後半は、数千枚ほどもある、いーぐるのコレクションの中から1000枚ほどに絞った選曲ノート(門外不出だそう)から特に選んだオススメ盤の紹介が主な内容。

先般完結した小学館「JAZZ耳養成マガジン JAZZ100年」シリーズや、後続の「JAZZの巨人」シリーズのルーツはここにあるのでしょう。

「JAZZの巨人」のサイトはこちらです。

http://www.shogakukan.co.jp/pr/jazz2/

後藤さん曰く、落ち込んだときこそバド・パウエル。『ジャズ・ジャイアント』の冒頭♪テンパス・フュジット♪について、「こういう地獄と隣り合わせのような切羽詰まった演奏を聴けば、自分の置かれた立場なんてどうってことはない、と思えてくるから不思議だ。いわゆる逆療法というやつである。」と。

本当かなあ〜と思い、今夜はバド・パウエル三昧。

今日届いた廉価版のCDには、残念ながら、この曲は入っていませんでした(^^;;

それにしても、8枚分のCDが入って1341円というのは、ジャズ入門編としてはありがたい。

Eight Classic Albums

ちょっと機嫌直しました。

「ジャズの巨人」のバド・パウエルの巻には♪テンパス・フュジット♪を入れて欲しいな。。

f:id:rimikito:20150407211722j:plain
で、今夜のお酒は純米吟醸春霞無濾過生。
ゆでたアスパラと。
火入れしていないお酒は鮮度が命なので、早めに飲みきらないと…。

束の間の贅沢(^^)
でも、多分明日もバタバタです…あゝ(ToT)/~~~